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胃カメラ検査の流れ

こんにちは☆

胃カメラ検査の準備って大変そう?胃カメラはしんどい?

そんなお声に答えて、今日は胃カメラ検査の流れについて説明していきたいと思います。当院で胃カメラ検査を受けたことがある方も、一度も検査を受けたことが無い方も最後までお読みください☆

当院では朝の検査と夕方の検査がありますので、分けて説明していきます。まずは朝の検査の方です。

朝の検査の流れ

前日の準備

前日は夜の9時までに夕飯を終わらせていただき、以降は食べない様にお願いします。また、飲酒は控えて頂きますようお願いします。水分や寝る前にお薬がある方は9時以降も取って頂いて大丈夫です。

当日の準備

朝ごはんは必ず抜いてきてください。水分は検査の1時間前まで飲めますので、しっかり水分補給をしておいてください。まれに、絶食なのでお水も飲んで来なかったと言われる方がいます。これは間違いですので注意してください。

服薬について

普段飲んでいるお薬は普段通りに内服してください。飲む時間は7時頃までに飲んでください。ただし、下記のお薬は注意が必要です。

糖尿病のお薬・・・糖尿病の薬は飲まないでください。内服すると絶食の為、低血糖症状が現れる場合があります。

抗凝固剤(血液をサラサラにする薬)・・・飲んで頂く方と休薬していただく方がいます。この薬を飲んでいる方はご相談ください。

夕方の検査の流れ

前日の準備

前日の制限は特にありません。

当日の準備

朝の10時までに朝食を終えてください。10時以降は絶食でお願いします。水分は1時間前まで飲めますので、しっかり水分補給してください。また、お腹が空くかと思いますので、ジュースや飴など固形物を含まない物で糖分を取って頂くことは可能です。ただし、液体でも牛乳やコーヒー、アルコールなどは飲まない様にお願いします。

服薬について

普段飲んでいるお薬は普段通りに内服してください。ただし、下記のお薬は注意が必要です。

糖尿病のお薬・・・朝に糖尿病の薬を飲む方は朝食後内服してください。お昼に内服がある方はお昼は飲まないでください。内服すると絶食の為、低血糖症状が現れる場合があります。

抗凝固剤(血液をサラサラにする薬)・・・飲んで頂く方と休薬していただく方がいます。この薬を飲んでいる方はご相談ください。

 

来院してからは共通になります。

来院してから検査まで

一度受診をされてからご予約した方は、予約した時間に来院してください。初めて受診される方や、前回の受診から3か月以上開いている方は検査前に診察に入って頂きたいので予約時間の30分前に来院をお願いしています。

来院されて、保険証の確認等が終わりましたら、中の前処置室でお待ち頂きます。

そこで、問診票の確認や麻酔使用の有無、ピロリ菌検査の有無など確認させていただきます。そして、検査の準備が出来るまでお待ちいただきます。

検査室入室

準備が整い次第、検査室に入室していただきます。

まずはお名前の確認を行います。取り間違いがあってはいけませんので、ご協力をお願いいたします。

次に消泡剤が入ったお水を飲んで頂きます。胃の中には粘液があり、泡があります。その泡を消す目的でコップに1/3くらい飲んで頂きます。エプロンを装着し、ベッドに寝て頂きます。血圧や酸素飽和度(SpO2)を測定します。口から検査の場合は喉に麻酔のゼリーを含んで頂き1分後に飲み込んでもらいます。鼻から検査をされる方は鼻の処置を行い、検査が出来る状態にします。麻酔を使って口からするのが良いのか、麻酔無しで鼻からするのが良いのかこれは難しい問題です。過去のブログに個人的見解を載せたことがありますので、参考にしてください。(ブログ:経鼻カメラと経口カメラの違い)

その後、麻酔を使う方は血管に針を入れさせて頂きます。麻酔を使われない方は針を刺すことはありません。

検査開始

先生が来る直前で麻酔をお薬を注射します。麻酔のお薬の作用時間は短くあまり早く打つと検査の途中で目が覚めてしまいます。その為、検査が始まる直前でお薬を注射します。それまで少し、お待ちいただきます。

麻酔を使われない方は先生が来るまでお待ちいただきます。

検査自体は7~10分くらいで終わります。喉元を通過する時が一番しんどいタイミングです。ここを超えると落ち着いてくるので喉や肩の力をなるべく抜いてリラックスして検査を受けて頂ければと思います。

検査終了

麻酔を使われた方は検査後30~60分ベッドで寝て頂き、しっかり目が覚めたら移動していただく様にしています。目が覚めていない状態で帰宅するとつまずいたり、転倒し危険です。中にはこちらで大丈夫そうだと思い、帰宅していただいても、どうやって帰ったのか覚えていないと言われる方も中にはいらっしゃいます。なるべく危険が無いように配慮しながら、ご帰宅いただいております。

麻酔を使わなかった方は検査終了後すぐに帰宅する事ができます。

会計

検査後お会計をして帰宅となります。検査の内容によって費用は変わってきますが3割負担の方で7000~15000円程度必要になってきます。

帰宅後

検査終了後すぐに飲食出来ません。検査終了後から大体1~2時間は飲食禁止です。目が覚めてから説明を行いますので、しっかり守って頂きたいと思います。飲食可能な時間になったら、消化の良いお食事をお願いします。胃に負担がかかっていますので、急にあぶらっこい食べ物や消化の悪い食べ物を食べるとおなかが痛くなるかも知れません。水分はしっかり接種していただき、身体の中に残った麻酔のお薬を排泄していただきたいと思います。麻酔の副作用で一番多いのは頭痛と倦怠感です。しっかり水分補給し排泄する事で防ぐことができます。

いかがだったでしょうか?今まで検査を受けたことがある方もない方も参考にしていただき、早期発見早期治療を目指していきたいと思います。最後までお読み頂きありがとうございました。

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