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肝のう胞とは

こんにちは。

残暑が厳しいですが、朝晩少しずつ涼しい日もあり、秋を感じるようになっていますね。季節の変わり目は体調を崩しやすいこともありますので、体調管理には気をつけたいものです。

ここのところ、腹部超音波検査で指摘される疾患についてお伝えしています。

今回は『肝嚢胞(かんのうほう)』です。ぜひ見てみてください。

肝嚢胞(かんのうほう)とは

肝嚢胞とは肝臓に液体の入った袋ができる病気で、多くは先天性の単純性嚢胞であり、人間ドックなどの腹部超音波検査によって無症状で発見されます。超音波検査を受ける約7%の方にみつかるありふれた病気です。

ただし、稀に炎症性、腫瘍性、寄生虫性の嚢胞がありますので、これらを的確に診断する必要があります。

肝嚢胞の原因

肝嚢胞の原因は不明です。

ほとんどは先天性の単純性嚢胞で、通常はゆっくりと成長し、成人になるまで発見されません。

稀に後天的に発生する場合もあり、一部の嚢胞では、外傷性、炎症性、腫瘍性、寄生虫性によるものもあります。

肝嚢胞の症状

単純性嚢胞の多くは無症状ですが、嚢胞が大きくなればみぞおちから右の脇腹にかけての痛みや不快感、圧迫感を感じることがあり、出血、破裂することもあります。また、肝臓の近くにある胃を圧迫することで、吐き気や嘔吐をきたすこともあります。

その他には、嚢胞への細菌感染による発熱や痛み、胆管(肝臓で作られる胆汁が流れる管)を圧迫することによる黄疸(目や皮膚が黄色くなること)も起こりえます。

肝嚢胞の取り扱い

単純性嚢胞であれば症状がなければ半年から1年に1回の腹部超音波検査をおこない経過観察します。(多くはこのパターンです。)

肝嚢胞の治療

嚢胞が著明に大きくなって圧迫症状がある場合は針で刺して内容液を吸引したり、手術をおこなったりします。血液検査、症状、超音波検査などから炎症性、腫瘍性、寄生虫性などが疑われる場合はより詳しい血液検査や造影CT、MRI、MRCPなどの検査をおこなって原因を確認して、それぞれの治療をおこなう必要があります。

 

いかがでしたか?肝嚢胞はほとんどが治療にいたらない単純性嚢胞のことが多いのですが、まれに治療を要するものがあります。当クリニックでは、9月から腹部超音波検査の検査枠を増加させていただいています。定期的に腹部超音波検査を受けられている方には定期的にご予約を取っていただいています。

腹部超音波検査を受けられたことがない方でも気になることがあれば診察を受けていただき、ご予約のうえで検査を受けていただくことが可能です。気になる症状などがあればご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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