ひらたクリニック

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おしりの話

こんにちは。

今週は雨が多いみたいですね。一雨ごとに暖かくなるそうで、早く過ごしやすい気候になって欲しいですね。

 

さて今回はおしりについてのお話をしたいと思います。

良かったら最後までお読みください。

 

大腸内視鏡検査をしていると、痔があって恥ずかしいという人が、結構います。

 

そのうちの多くは肛門周辺の皮膚がたるんだり、余ったりしてシワを作っている人がほとんどですが、少数ながら、お尻から赤いものが飛び出している人もいます。

 

大きさはまちまちで、豆サイズのモノ、ホオズキサイズのモノ、大きいモノではみかんサイズの人もいます。

これは痔による腸管粘膜の脱出で、初めはお尻の中に戻っていたモノが、繰り返し脱出する事で腫れてしまう事でおこり、中には元に戻らなくなってしまう事もあります。

 

塗り薬で腫れがひどくなる事を予防する事で、外に出にくくする事ができますが、粘膜の脱出がクセになってからや、便潜血検査で何回も引っかかるまで来院されない場合が多いです。

本人に聞いてみると、お尻の事なので恥ずかしくて、人に相談できなくて、大腸内視鏡検査自体もずっと受けたくなかったと言う方が多いです。

 

肛門括約筋(お尻をぎゅっと締める筋肉)の加齢によるの衰えや、女性であれば出産による弛緩が原因であり、恥ずかしがるような事ではありません。

 

特に女性の場合は、今は偉そうに、自分で勝手に育ったと思っている子供達を元気に出産した証なので誇らしくは思っても、恥ずかしがるような事ではありません。

 

サイズの大きいモノは手術などで治療しなくてはいけないため、当院では対応できませんが、腫れや痛み、大きさなどを改善するような塗り薬は当院で処方できますので、相談頂けたらと考えております。

 

以前に痔の種類について説明したブログがありますので、良かったらこちらもご覧ください。

過去ブログ:2023年7月3日公開 『痔について』はここをクリック

最後でお読み頂きありがとうございました。

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