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今日は新システムを導入しましたので、搭載されているシステムや見え方の違い等をお知らせしたいと思いブログを更新しました。
良かったら最後までお読みください。
EVIS X1 CVー1500システム
今回当院で導入しました新システムはCVー1500で2020年7月に新発売されたばかりのシステムです。このシステムは今まで使用していたCV-290システムを遥かに超えた画質で検査する事が出来ます。
観察性能の向上(TXI)
TXIとは TeXture and color enhancement Imaging の事で、構造(テクスチャ)、明るさ、色調に着目し画像処理を実施する事で、粘膜の色の変化、構造が強調され、視認性向上し、病変の早期発見が期待されます。
観察性能の向上(BAI‐MAC)
BAI-MACとは近点の明るさを維持したまま遠点(暗部)の明るさをアップさせることができる機能で、全体が明るくなる事で観察がしやすくなります。
実際の画質の比較
これからお見せするのは今まで使用していたファイバー(GIF-XP290N)と今回導入した新しいファイバー(GIF-1200N)の実際の写真です。今回ブログの為に自分で2回胃カメラを行い、比較の写真を撮りました。なるべく似ている写真を選択しましたが、どちらも僕の胃の写真です。
撮影部位 | GIF-XP290N | GIF-1200N |
食道と胃のつなぎ目 | ||
十二指腸 | ||
前庭部 | ||
胃角部 | ||
胃体部 |
いかがでしょうか?画質がかなり向上していて、全体的に明るく観察しやすくなっています。観察しやすいという事は病気の早期発見をしやすくなっているという事です。
今回は新システムをご紹介させて頂きました。胃カメラ2回とも麻酔無しで検査を受けて、かなり身体を張って頑張りました。(結構しんどかったです:泣)
皆さんには麻酔を使って楽に検査を受けて頂ければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。