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コロナ再拡大中

こんにちは。

もう8月に入りました。今年の猛暑は体にこたえますね。水分摂取をしつつ、無理をせず休憩しながら動いてくださいね。

7月に入ってから新型コロナウィルス感染者が増えており大阪府医師会は「少なくとも第11波に入っている」として感染対策を呼び掛けています。

今回は、改めてコロナ感染症について説明させていただきます。また、5類に移行後の当院での対応もお伝えします。ぜひ見てみてください。

新型コロナウィルスとは

新型コロナウィルス感染症(COVID-19)とは、新型コロナウィルス(SARS-CoV-2)による感染症です。

潜伏期間が1~14日で、発症者のみならず、発症前や無症状病原体保有者でも他者を感染させる可能性があること、発熱や呼吸器症状、全身倦怠感等の風邪様症状が約1週間持続することです。発症者の多くは軽症ですが、一部は呼吸困難等の症状が現れ、肺炎を呈し、肺炎が悪化して酸素投与や集中治療室での人工呼吸管理が必要になることがあります。特に、高齢者や基礎疾患などがある人、一部の妊娠後期の人で重症化のリスクが高いといわれています。

新型コロナウィルスは、発症の2日前から発症後5~10日間程度までは、他者に感染させる可能性があるといわれています。特に、発症直前や直後がもっともウィルス排出量が多く、感染のリスクが高まるため、流行期間中は症状の有無にかかわらず3密(密閉・密集・密接)や、飲酒を伴う懇親会のように感染リスクが高まる場面は避けることが大切です。

感染経路

一般的に“飛沫感染”と“接触感染“によって感染し、中でも飛沫感染が主な感染経路であると考えられています。飛沫が飛びやすいマスクなしでの会話や、3密(密閉・密集・密接)の環境で感染しやすいことがわかっています。

・飛沫感染とは

感染者の飛沫(くしゃみ、咳、会話によるつばなど)に含まれたウィルスを他の人が口や鼻などから吸い込むことで感染する経路です。

・接触感染とは

感染者が触れることなどでウィルスが付着したものに、他の人が触れてその手で口や鼻などに触ることでウィルスが粘膜から感染する経路です。目の粘膜からも感染するといわれています。

感染後

発症後5~10日間程度までは、他者に感染させる可能性があるといわれています。そのため、他者に感染させるリスクが高い事に注意する必要があります。特に発症後5日間は感染リスクが高い事から、外出を控えることが強く推奨されます。

また5日経過していたとしても、熱が下がり、せきや喉の痛みなどの症状が軽快してから24時間程度は様子を見て、外出を控えることが推奨されます。

検査

新型コロナウィルス感染症を診断するための検査は、当院では抗原検査を実施しています。鼻腔へ綿棒を挿入して採取した検体を専用液に浸してから、キットに液を垂らして検査します。

治療

治療方法は重症度によって異なります。軽症の場合は対症療法を行いながら経過観察を行うことで自然に軽快することも多く、解熱剤などが使用される事があります。

基礎疾患や年齢、症状に応じて、抗ウィルス薬が処方されます。医師が必要と判断したときには、病院へ紹介させて頂きます。

 

新型コロナウィルスが5類へ移行となりさまざまな場面で行動制限等が行われることがなくなりました。しかし、感染症の脅威が無くなったわけではありません。感染すれば重症化される方もいます。当院では御高齢の方、基礎疾患をお持ちの方も受診されます。そのため5類移行後も発熱されている方だけで無く、軽微な風邪症状がある患者様にも抗原検査を受けて頂いてからの診察とさせていただいています。そのため待合室ではなく、入り口横のスペースでお待ちいただております。

感染対策として待合室の同じスペースでお待ち頂く事は出来ません。また、入り口横のスペースにも限りがあり、抗原検査にもお時間が掛かり、たくさんの患者様に対応することが難しいです。

その為、コロナ検査は予約制とさせていただいています。風邪症状があり受診希望される場合は、一旦お電話頂いてからの来院をお願いします。

また、マスク着用は個人の判断となっていますが、診察に来られる際には、症状が無くても院内はマスク着用でお願いします。

感染を蔓延させないためにも皆様のご理解とご協力をお願いします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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