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みなさんは下記のような症状はありませんか?
・胸やけ、胸がムカムカする ・胃もたれ ・すっぱいものがこみ上げてくる
・お腹が張る ・げっぷが良く出る ・喉に食べ物がつっかえる感じがある
こんな症状を感じたら、逆流性食道炎かもしれません。
逆流性食道炎は加齢の伴い、増加すると言われていましたが、近年では若年者にも増えてきている病気の一つです。
原因
健康な胃は食道下部括約筋によって胃酸が上がらない様になっています。それが加齢による筋力の低下や、胃酸の出すぎ、腹部の圧迫などで逆流を起こし、食道に炎症を引き起こします。
これを逆流性食道炎と言います。
・胃酸の出すぎ・・・ストレス、食べすぎ・早食い、過度の飲酒、喫煙など
・腹部の圧迫・・・肥満、猫背、タイトな服やベルトによる締め付け、慢性便秘など
治療方法
逆流性食道炎の治療方法の第一選択は飲み薬です。胃酸の分泌を抑えたり、食道の動きの改善や粘膜を保護するお薬を飲んでいただきます。
また、生活習慣や食生活の見直しを行います。肥満改善、食べすぎや過度の飲酒を控える、ゆったりした服を着るなどがあげられます。
また、食後は30~60分ほど座った状態を保ってください。横になってしまうと、胃酸が逆流しやすくなったり、お腹を圧迫したりします。さらに完全に寝てしまうと胃や腸の動きが悪くなり、消化不良を引き起こします。これも逆流性食道炎を悪化させてしまいますので注意が必要です。
この逆流性食道炎の症状である胸やけやげっぷなどは比較的誰にでも起こる事で、受診する程ではないと考えがちです。しかし、そのまま放置していると潰瘍に進行したり、さらには食道がんのリスクが高くなってしまいます。
胸やけ症状を放置せず、一度ご相談ください。