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こんにちは。
いつもよりは遅いと思いますが、急に寒さが身にしみる季節になりましたね。風邪等、体調を崩されないようにお気をつけ頂きたいと思います。
今回は、患者様より質問のあった大腸カメラの後の食事についてお伝えしたいと思います。
ぜひ見てみてください。
検査終了後30分~1時間ほどで鎮静剤の効果が切れてきます。
当クリニックでは、検査終了後1時間経過すれば飲食可能とさせていただいています。
朝から絶食で下剤を服用し、便を出していただいたことで胃腸が空っぽになっています。
そこへお腹が空いたからといって一気に食べたり飲んだりすると胃腸がびっくりしてしまいます。ですので、水分を少し摂った後気分が悪くならなければ食事を摂ってもらっても大丈夫です。
また、検査時に腸の動きを止めるお薬を使用させていただく患者様もいます。そのため、検査後に腸が動き出す事で、お腹が鳴ることがありますが、特に問題はありませんので、ご安心下さい。
検査終了後、当日は辛い物、香辛料の強い物、多量の食事は避けるようにしてください。
また、組織やポリープ切除を行った場合は、腸が敏感になっています。いずれにしても脂っこいものや、辛い物などの刺激物、お酒(アルコール)などを避け、消化にやさしいものをとるようにすることがおすすめです。
組織やポリープを切除後は、大腸に負担がかからない食事を心がけましょう。翌日から通常通りの食事へと移行していただいても構わないのですが、できれば切除後1週間ほどは消化のよいものを食べるようにしてお酒(アルコール)や刺激物など、腸に負担をかけるものはなるべく控えてください。
ポリープ切除後は出血しやすく、お酒(アルコール類)や刺激物を摂取すると血の巡りが良くなり、腸内で出血しやすくなります。3日程度は以下のものを避けることをお勧めします。
検査が終わって体調に問題がなければ、翌日からは普段通り召し上がっていただいて大丈夫です。検査後は胃腸が空っぽの状態なので、いきなり重いものを食べると消化器官に負担をかける恐れがあります。消化にやさしい物を食べ、徐々に胃腸をならしていきましょう。
おすすめのもの
いかがでしたか?検査のために空腹時間が長く、検査後は『あれも食べたい、これも食べたい』と思いがちですが、体調や胃腸の様子を確認しながら、少しずつ通常通りの食事に戻していってくださいね。
予期せぬ合併症を起こさないためにも、検査後の食事にも注意することが大切です。
ご不明な点があれば、お尋ね下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。