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プロテインってなに?

こんにちは。

先週末は桜が満開でしたね。皆さんはお花見されましたか?

さて今回のブログはプロテインについて解説してみました。

プロテインは筋トレしている人もしていない人にも大切な栄養素です。良かったら最後までお読みください。

プロテインってなに?~体にとって大切な理由~

みなさんは「プロテイン」と聞いて、どんなことを思い浮かべますか?
「筋トレしている人が飲むもの」「ムキムキになるためのサプリ」――そんなイメージがあるかもしれません。

でも実は、プロテインは年齢や性別に関係なく、私たちの体にとってとても大切な栄養素です。健康を保つためにも、病気やケガからの回復を早めるためにも、しっかりととることが必要なんです。

プロテインとは

「プロテイン」は、英語で「たんぱく質」のことです。たんぱく質は、筋肉をはじめ、皮ふ、髪の毛、爪、血液、ホルモン、免疫細胞など、体のさまざまな部分を作る材料です。

たとえば、ケガをしたときに傷口がふさがるのも、病気のときに体がウイルスと戦ってくれるのも、たんぱく質があるからこそできることです。そのため、たんぱく質が不足すると、体力が落ちたり、疲れやすくなったり、病気が治りにくくなったりすることがあります。

特に高齢の方は、筋肉量が年々少しずつ減っていくため、意識してたんぱく質をとることが大切になります。

たんぱく質はどれくらい必要?

健康な成人の場合、1日に必要なたんぱく質の量は、体重1kgあたり約1gが目安とされています。
たとえば体重が60kgの人なら、1日60gほどのたんぱく質が必要ということです。

【例:たんぱく質 約60gの食事内容】

卵1個(約6g)

魚の切り身1枚(約20g)

豆腐半丁(約10g)

鶏むね肉100g(約20g)

牛乳コップ1杯(約7g)

これだけの量を毎日、バランスよく食べるのは、意外と大変だと思いませんか?

とくに、高齢の方や病気・手術の後の方、食が細くなっている方は、食事だけで必要量をとるのが難しいこともあります。

プロテイン補助食品を活用しましょう

食事だけでたんぱく質が足りないときに便利なのが、プロテイン補助食品(プロテインドリンク・パウダーなど)です。
最近はドラッグストアやスーパーでも手軽に手に入るようになりました。

プロテイン補助食品を使えば、コップ1杯で約10~20gのたんぱく質がとれるものもあり、忙しい朝や間食としてもおすすめです。

もちろん、プロテインは薬ではありません。飲めば元気になる魔法のドリンクではありませんが、体の回復力や免疫力を支える「土台」となる大切な栄養源です。

プロテインの種類について

ホエイプロテイン:牛乳から作られていて、吸収が早い。運動後の回復におすすめ。

カゼインプロテイン:同じく牛乳由来で、吸収がゆっくり。腹持ちがよいので、寝る前にも◎。

ソイプロテイン:大豆から作られていて、植物性。女性やベジタリアンの方に人気です。

また、最近では「高齢者向け」や「糖質・脂質を抑えたタイプ」など、目的に合わせた商品も増えています。味も飲みやすいバニラ味やココア味などさまざま。

持病がある方や、アレルギーがある方は、医師や管理栄養士に相談してみてください。

いかがでしたでしょうか?

たんぱく質(プロテイン)は、体の土台を支えるとても大切な栄養素です。
とくに、体力が落ちているときや、病気・ケガからの回復を早めたいとき、そして筋肉を維持したい高齢の方には、積極的にとってほしい栄養です。

「最近、食が細くなった」「体力が落ちてきた」「何を食べればいいかわからない」――そんなときは、無理せずプロテイン補助食品を上手に活用するのも一つの方法です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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