ブログ
blog
blog
来週の日曜日はバレンタインデーですね☆
チョコレートと言えば、甘い・虫歯・太ると言った様なイメージが多いかと思いますが、近年様々な研究がされており、色々な良い効果が知られてきました。
今日はチョコレートの知られざる効果について説明させていただきます。
チョコレートのカカオ2大成分
チョコレートの主成分にはカカオマスが使われています。このカカオマスには健康によい2大成分があります。
・カカオポリフェノール・・・カカオ豆に含まれるポリフェノール(抗酸化物質)
・カカオプロテイン・・・カカオ豆に含まれるたんぱく質(難消化性たんぱく質)
カカオポリフェノールの効果
ポリフェノールはほとんどの植物に含まれている苦み成分や色素の成分で、5000種類以上あると言われています。有名なところではワインや緑茶、ブルーベリー等があります。ポリフェノールは抗酸化作用が強く、種類によって様々な効果が知られています。カカオに含まれるカカオポリフェノールには以下の様な効果があります。
・血圧低下・・・血管を拡張させる作用があり、血圧を低下させる効果が期待されます。
・動脈硬化予防・・・LDL(悪玉)コレステロールを低下させ、HDL(善玉)コレステロールを増加させ、動脈硬化の予防に効果が期待されます。
・美容効果・・・ポリフェノールには抗酸化作用があるので、活性酸素の働きを抑制し、お肌をダメージから守ります。
カカオプロテインの効果
カカオプロテインはたんぱく質の一種で、2015年に発見された比較的新しいたんぱく質です。このカカオプロテインは難消化性のたんぱく質で、小腸で吸収されずそのまま大腸に届きます。そして大腸で便の元となって、便のかさを増やすことができます。また、腸内細菌のエサをなる事で整腸作用が期待されます。
一日の適正摂取量は?
チョコレートにはたくさん良い効果がありますが、どれくらい食べれば良いのでしょうか?
正解は1日25g程度と言われています。
カカオポリフェノールは体内に貯める事が出来ないため、毎日少しずつ食べる事が大切です。
板チョコなら、約1/2枚。個別包装なら約5枚が目安です。また、近年では高カカオチョコレートがたくさん発売されていますが、70%以上の高カカオチョコレートの方が効果は高いです。
そして、25gを1回で食べてしまわずに、朝夕と分けて食べた方がさらに効果を得られます。
食べ過ぎに気を付けてくださいね☆
参考資料