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こんにちは。
7月も最終週になり、子供たちは夏休みに入りましたね。暑い日が続いていますが、熱中症対策を忘れずに行ってくださいね。
さて、こんなに暑い日が続くとアイスクリームやかき氷など冷たい食べ物や、キンキンに冷えた飲み物などが欲しくなるかと思います。
冷たい食べ物を食べた時、頭がキーンと痛くなった経験は皆さんあるかと思います。この痛くなる現象に名前があるのを知っていますか?
今日はこの頭痛について原因や対策をお伝えしていきたいと思います。良かったら最後までお読みください。
日常生活で起きる頭痛とは違い、アイスクリームやかき氷など冷たいものを食べた時に頭が“キーン”となる現象を、通称「アイスクリーム頭痛」と言います。
医学的な正式名称は「冷たいものの摂取または冷気吸息による頭痛」と言います。冷たいものを食べると頭部に強い痛みを感じる一時的な現象ですが、長くは続かず、数分以内で痛みは消えます。
痛みの場所はこめかみ周辺や、おでこが痛くなることが多いですが、両側とも痛くなったり、後頭部が痛くなる人もいます。
このアイスクリーム頭痛、だれでも起こると思っていましたが、実際に調べてみるとそうでもないようです。
いくつかアンケートによる研究結果がありますが、台湾の学生を調べた大規模な研究では、約4割の生徒にアイスクリーム頭痛を経験したことがあるという結果でした。また、いくつかの研究で、片頭痛がある人の方が、普段から頭痛がない人よりもアイスクリーム頭痛を起こしやすいと言われています。
アイスクリーム頭痛が起こるメカニズムは特定されていませんが、主に2つの説が有力とされています。
●冷たい物が喉を通過することにより、喉にある三叉神経が刺激され、この時に発生する伝達信号を脳が冷たさを痛みと勘違いし、頭痛が起きる。
●冷たいものを食べると急に喉や口の中が冷えてしまうため、人間の身体は一時的に血流量を増やして温めようとします。そのときに、頭につながる血管が膨張することから、頭痛が起きる。
2つのメカニズムのどちらか、または両方が原因となって、アイスクリーム頭痛が起きると考えられています。
アイスクリーム頭痛が起きないよう、アイスクリームやかき氷など冷たいものを美味しく味わうためにはどうしたらよいのか。
まずはゆっくり食べることが大切です。また、口の上側の奥ある口蓋(こうがい)に冷たいものがあまり触れないようにするのも効果があると言います。
さらに冷たいものを食べる前に水などを飲み、口の中の温度を下げておくと、温度差による刺激が軽減されるので“キーン”となりにくい可能性があります。
いかがでしたでしょうか?暑い夏は冷たいものを多く摂取しがちですが、みなさんも参考にしてみてください。
最後までお読み頂きありがとうございました。