2026年8月31日

こんにちは。
大阪府羽曳野市にあります、ひらたクリニックです。
もう8月も終わりですね。明日から9月になるというのに、まだまだ暑い日が続きます。暑さが続くと、「なんとなく体がだるい」「食欲がない」など、体調の変化を感じる方も多いのではないでしょうか。夏バテは全身の疲れだけでなく、胃や腸の不調につながることもあります。今回は、夏に起こりやすい「胃腸バテ」の原因と、暑い季節を元気に乗り切るためのポイントをご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
夏バテで胃腸もお疲れ? 夏の「胃腸バテ」にご注意を
なぜ夏は胃腸が疲れやすいのでしょう?暑い屋外と冷房の効いた室内を行き来する生活が続くと、体温調節を担う自律神経に負担がかかり、胃腸の働きにも影響することがあります。
さらに、暑いからと冷たい飲み物を一気に飲んだり、アイスや冷たい麺類などを続けて食べたりすると、胃腸に負担がかかることがあります。
「暑いから食欲がない」と思っていたら、実は胃腸そのものが疲れている――。これが夏の「胃腸バテ」です。
冷たいものは「ほどほど」に
夏に冷たい飲み物や食べ物を楽しむこと自体が悪いわけではありません。ただし、冷たいものばかりを続けたり、一度に大量に摂ったりするのは避けましょう。
冷房の効いた部屋で過ごす時間が長い方は、常温の飲み物や温かいお茶、スープなども取り入れてみましょう。そうめんや冷奴なども、ネギ、しょうが、みょうがなどの薬味を加えると、食欲が落ちているときでも食べやすくなります。
「夏だからスタミナ料理」は逆効果?
夏バテすると、「スタミナをつけなければ」と、脂の多い肉やうなぎなどをたくさん食べようとする方もいます。しかし、胃もたれや食欲不振があるときには、かえって胃腸の負担になることがあります。
そんなときは、無理にたくさん食べるより、消化のよいものを少量ずつ食べることが大切です。
疲労回復に関係するビタミンB1は、豚肉だけでなく、かつお、まぐろ、豆腐などにも含まれています。ごはんやおかゆ、魚、豆腐、卵など、その日の体調に合わせて食べられるものを選びましょう。
夏でも「睡眠」と「入浴」を大切に
暑くて寝苦しい夜が続くと、睡眠不足になり、さらに疲れがたまってしまいます。寝る前はスマートフォンなどの強い光を避け、できるだけ涼しく、眠りやすい環境をつくりましょう。
また、暑いからとシャワーだけで済ませがちですが、ぬるめのお湯に無理のない範囲で浸かると、リラックスして眠りにつきやすくなります。冷房も我慢せず、熱中症予防のために適切に使用しましょう。冷えを感じる場合は、薄手の上着やひざ掛けなどで調整してください。
「夏バテかな?」で済ませないで
「夏バテだと思っていたけれど、実は胃炎や逆流性食道炎だった」ということもあります。
食欲不振、胃もたれ、みぞおちの痛み、胸やけ、吐き気、便秘や下痢などの症状が長引く場合は、単なる夏バテと決めつけないことが大切です。
特に、体重が減ってきた、食事がほとんど取れない、繰り返し吐く、便秘や下痢が続く、血便や黒い便が出る、強い腹痛があるといった場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
まだまだ暑い日が続きます。夏の疲れを感じたときは、無理をせず、十分な水分と睡眠をとり、胃腸に負担をかけない食事を心がけましょう。
「夏バテだから仕方ない」と我慢せず、気になる症状が続く場合は、お気軽に当院へご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。