肝硬変のサインかもしれない「手掌紅斑(しゅしょうこうはん)」とは?|医療法人 好友会 ひらたクリニック|羽曳野市、古市駅の消化器内科・内視鏡内科・内科

〒583-0853大阪府羽曳野市栄町5-3 アスキコート1階

072-950-0801

大腸カメラページへ WEB予約 問診票
院内画像(ダミー)

肝硬変のサインかもしれない「手掌紅斑(しゅしょうこうはん)」とは?

肝硬変のサインかもしれない「手掌紅斑(しゅしょうこうはん)」とは?|医療法人 好友会 ひらたクリニック|羽曳野市、古市駅の消化器内科・内視鏡内科・内科

2026年9月07日

こんにちは。
大阪府羽曳野市にある「医療法人好友会 ひらたクリニック」です。

ニュースでも取り上げられていますが、全国的にインフルエンザが流行のシーズンに入りました。
手洗い・うがいを行って予防していきましょう
当院ではインフルエンザのワクチン接種は10月1日からの開始となりますので、もう少しお待ちください。

さて、皆さんはふと手のひらを見たときに、「以前より赤くなっている気がする」と感じたことはありませんか?
手のひらの赤みは、乾燥や手荒れなどによって起こることも多く、必ずしも病気が原因とは限りません。

しかし、手のひらの一部が特徴的に赤くなる「手掌紅斑(しゅしょうこうはん)」は、肝臓の病気と関連してみられることがある症状の一つです。
今回は、知っておきたい「手掌紅斑」について、分かりやすくご紹介します。

手掌紅斑とは、手のひらの親指や小指の付け根にあたる部分を中心に、赤みが現れる状態です。
特徴の一つは、赤くなった部分を指で押すと一時的に色が薄くなり、指を離すと再び赤くなることです。
また、手掌紅斑そのものには、痛みやかゆみなどの症状がないことも多いため、「手荒れかな?」と気に留めない方も少なくありません。

ただし、手掌紅斑があるからといって、必ず肝臓に病気があるというわけではありません。
妊娠やホルモンの変化、体質など、肝臓以外の原因でも手のひらが赤くなることがあります。
大切なのは、「手のひらが赤い=肝硬変」と決めつけるのではなく、ほかの症状や検査結果と合わせて考えることです。

なぜ肝臓の病気で手のひらが赤くなるの?

手掌紅斑は、肝硬変などの慢性肝疾患でみられることがあります。

肝臓には、体内のさまざまな物質を分解・処理する働きがあります。肝臓の機能が低下すると、ホルモンなどの代謝にも影響が生じ、血管が拡張しやすくなることで手のひらの赤みが目立つと考えられています。

特に、手のひらの中央ではなく、親指や小指の付け根付近を中心に赤みがある場合には、一度確認してみるとよいでしょう。

「手のひらが赤い」以外にもサインがあります

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれることがあります。

これは、肝臓の病気が進行していても、初期にははっきりした自覚症状が現れにくいことがあるためです。

そのため、次のような変化にも注意しましょう。

・以前より疲れやすくなった
・食欲が落ちてきた
・お腹が張る
・皮膚や白目が黄色くなってきた
・尿の色が濃くなった
・足がむくむ
・お腹が大きくなってきた

もちろん、これらの症状があるからといって、すぐに肝硬変というわけではありません。

しかし、複数の症状が続いている場合や、健康診断で肝機能の異常を指摘された場合には、放置せず医療機関に相談することをおすすめします。

「見た目の変化」をきっかけに肝臓をチェック

肝臓の病気は、自覚症状だけでは気づきにくいことがあります。

一方で、健康診断などの血液検査では、AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPなどの数値から肝臓の状態を確認することができます。
また、必要に応じて腹部超音波検査などを行い、肝臓の状態を詳しく調べることもあります。
「手のひらが以前より赤い」という小さな変化が、自分の健康状態を見直すきっかけになるかもしれません。

手掌紅斑を見つけたら、まずは落ち着いて

手のひらの赤みを見つけても、すぐに「肝硬変かもしれない」と心配する必要はありません。
手掌紅斑には肝臓以外にもさまざまな原因があり、見た目だけで病気を判断することはできません。

ただ、「最近手のひらが赤くなった」「以前から気になっている」「健康診断で肝機能の異常を指摘された」という方は、一度医療機関で相談してみてはいかがでしょうか。
肝臓は、症状がないうちから状態を確認することが大切な臓器です。

「これくらいなら大丈夫」と自己判断せず、気になる変化があればお気軽にご相談ください。

ひらたクリニックでは、血液検査や腹部超音波検査などを通じて、肝臓を含めた消化器の健康チェックを行っています。
いつまでも元気に過ごすために、身体からの小さなサインを見逃さないようにしましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

TOP