旅行先でお腹をこわしやすいのはなぜ?|医療法人 好友会 ひらたクリニック|羽曳野市、古市駅の消化器内科・内視鏡内科・内科

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旅行先でお腹をこわしやすいのはなぜ?

旅行先でお腹をこわしやすいのはなぜ?|医療法人 好友会 ひらたクリニック|羽曳野市、古市駅の消化器内科・内視鏡内科・内科

2026年7月06日

こんにちは。
羽曳野市にあります、医療法人好友会ひらたクリニックです。

今日は雨の一日ですね。明日からは晴れが多く、そろそろ梅雨明けしないかなと思っている今日この頃です。

梅雨が明けると夏ですね。お盆休みの計画など考えている方もおられるのでは無いでしょうか?

そんな楽しみにしていた旅行でお腹の調子が悪くなったことは無いですか?
「せっかくの旅行なのに」とがっかりする方も多いはずです。実は、旅行中にお腹をこわしやすいのには、いくつものはっきりとした理由があります。
今回はその仕組みと、ちょっとした予防のコツをご紹介します。

良かったら最後までお読みください。

理由その1:水と食べ物の変化

まず大きな原因が、口にするものの変化です。
地域によって水道水の成分(ミネラルの量など)は異なり、普段と違う水を飲むだけで腸が敏感に反応することがあります。
海外では、水に含まれる細菌やウイルスが原因で、いわゆる「旅行者下痢症」を起こすことも珍しくありません。
また、旅先ではつい食べ過ぎたり、脂っこいものや香辛料の効いた料理、生ものなどを普段以上に口にしがちです。慣れない食材や味付けは、それだけで胃腸に負担をかけます。

理由その2:生活リズムの乱れ

腸は、私たちが思う以上に「規則正しさ」を好む臓器です。毎日ほぼ同じ時間に食事をとり、同じリズムで眠ることで、腸の動きも安定します。
ところが旅行中は、早朝出発や夜更かし、時差などで生活リズムが大きく崩れます。食事の時間も不規則になりがちです。すると腸の動きのリズムも乱れ、下痢や、逆に便秘といった不調が現れやすくなるのです。

理由その3:意外な”緊張”の影響

見落とされがちなのが、心の状態です。「腸は第二の脳」とも呼ばれるほど、脳と腸は密接につながっています。緊張や不安、興奮といった感情は、自律神経を通じて腸の動きに直接影響します。
慣れない土地への移動、飛行機や渋滞への不安、スケジュールへの気疲れ――こうした心理的なストレスが、知らないうちに腸を刺激してしまうのです。もともとお腹が弱い方や、過敏性腸症候群の傾向がある方は、特にこの影響を受けやすい傾向があります。

季節による注意点

季節によっても注意点が変わります
旅行中の腹痛は、季節によって気をつけるポイントも変わります。
夏場:気温が高く、食べ物が傷みやすい季節。生ものや作り置きには要注意です。冷たい飲み物の摂りすぎで胃腸を冷やすことも一因になります。
冬場:ノロウイルスなどの感染性胃腸炎が流行する時期。人が集まる観光地では手洗いを念入りに。
春・秋:気温差や気圧の変化で自律神経が乱れやすく、それがお腹の不調につながることもあります。

トラブル対策

旅行中も快適に過ごすために
ちょっとした心がけで、トラブルはぐっと減らせます。
食べ過ぎ・飲み過ぎに注意する――旅先の解放感で羽目を外しすぎないよう、腹八分目を意識しましょう。
水分は安全なものを選ぶ――海外では、できるだけ市販のペットボトルの水を利用すると安心です。
できる範囲で生活リズムを保つ――睡眠時間の確保や、食事時間の大きなズレを避けるだけでも効果があります。
常備薬を持っていく――普段使い慣れた整腸剤や胃腸薬をお守り代わりに携帯しておくと安心です。

おわりに

旅行先でお腹をこわすのは、決して「体が弱いから」だけではありません。
水・食事・リズム・緊張といった、旅につきものの要素が重なって起こる、いわば自然な反応です。仕組みを知っておけば、必要以上に不安になることもありませんし、予防もしやすくなります。

とはいえ、下痢や腹痛が長引く、血便が出る、高い熱を伴うといった場合は、単なる「旅行疲れ」ではない可能性もあります。帰宅後も症状が続くようでしたら、どうぞお早めに消化器内科へご相談ください。
準備を整えて、心も体も元気に旅を楽しんでいただければ幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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