チョコとお腹の話|医療法人 好友会 ひらたクリニック|羽曳野市、古市駅の消化器内科・内視鏡内科・内科

〒583-0853大阪府羽曳野市栄町5-3 アスキコート1階

072-950-0801

大腸カメラページへ WEB予約 問診票
院内画像(ダミー)

チョコとお腹の話

チョコとお腹の話|医療法人 好友会 ひらたクリニック|羽曳野市、古市駅の消化器内科・内視鏡内科・内科

2026年2月09日

こんにちは。
ひらたクリニックです。
この週末は寒気がきて、とても寒かったですね。火曜くらいから少し暖かくなるみたいですね。
早く春がきて欲しものです。

さて2月14日、バレンタインデー。
街はチョコレートであふれ、胃袋も心も甘く満たされる季節です。
しかし――おなかの立場から見ると、この日は「胃腸が酷使されやすい日」でもあります。
実は、胃や腸はチョコレートに対して、必ずしもロマンチックな感情を抱いていません。
今回は、そんな“チョコレートとおなかの意外な関係”を、バレンタインにちなんでお話しします。
良かったら最後までお読みください。

チョコレートは胃にやさしい?実は“刺激物”です

チョコレートの主成分であるカカオには、ポリフェノールなど体に良い成分が含まれています。
そのため「チョコは健康に良い」というイメージをお持ちの方も多いでしょう。
しかし消化器の視点では、話は少し変わります。
チョコレートには
・脂肪分
・カフェイン
・テオブロミン
といった、胃酸分泌を促進する成分が含まれています。
つまり、空腹時や食べ過ぎた場合、胃はフル稼働状態に。
胃もたれ、胸やけ、胃痛――
バレンタイン翌日にこうした症状が出るのは、決して偶然ではありません。

逆流性食道炎とチョコレートの“甘くない関係”

特に注意が必要なのが、逆流性食道炎をお持ちの方。
チョコレートやカカオに含まれる「テオブロミン」は、食道と胃の境目にある「下部食道括約筋」を緩める作用があります。
その結果、胃酸が食道へ逆流しやすくなり、
・胸のムカムカ
・喉の違和感
・夜間の胸やけ
を引き起こしやすくなります。
「夜にチョコを食べて、横になったら胸やけが…」
これは、消化器内科では“あるある”のエピソードです。

腸もチョコに振り回されている?

意外かもしれませんが、チョコレートは腸にも影響します。
・便秘が悪化する人
・逆にお腹がゆるくなる人
反応は人それぞれですが、これは脂質や糖分、腸内環境の違いによるものです。
特に普段からお腹の調子が不安定な方は、「少量ならOK、大量はNG」が基本です。

胃腸にやさしいチョコの食べ方

せっかくのバレンタイン、我慢ばかりでは味気ないですよね。
そこで、胃腸を守りつつ楽しむためのポイントを。
・空腹時は避ける
・一気食いせず、少量をゆっくり
・夜遅くは控える
・ミルク多めより、カカオ高配合を少し
これだけでも、胃腸への負担は大きく変わります。

胃腸は、あなたの「生活習慣」を映す鏡です

バレンタインのチョコは、実は胃腸からのメッセージを受け取るチャンスでもあります。
「最近、胃もたれしやすい」
「胸やけが続く」
「便通が安定しない」
そんなサインがある場合、チョコが原因ではなく、胃腸の不調が表に出ただけかもしれません。

バレンタインは年に一度。
でも、胃腸は365日休まず働いています。
「これくらい大丈夫」と思わず、気になる症状があれば、ぜひ一度ご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

TOP