インフルエンザワクチンは必要?|医療法人 好友会 ひらたクリニック|羽曳野市、古市駅の消化器内科・内視鏡内科・内科

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インフルエンザワクチンは必要?

インフルエンザワクチンは必要?|医療法人 好友会 ひらたクリニック|羽曳野市、古市駅の消化器内科・内視鏡内科・内科

2025年9月29日

こんにちは。
ひらたクリニックです。
朝晩がかなり涼しくなってきましたね。やっとクーラー無しで寝れています。
季節の変わり目は体調を崩さない様に気をつけてくださいね。

さて、涼しくなってくると流行り始めるのがインフルエンザです。
毎年恒例になっておりますが、今年もインフルエンザワクチンの必要性についてお話させていただきます。
知っている方も、知らない方も読んで頂ければ嬉しいです。

インフルエンザワクチンはなぜ必要? 〜安心して冬を迎えるために〜

朝晩が冷え込み始めると、毎年のように流行してくるのが「インフルエンザ」です。高熱や強い倦怠感で数日寝込んでしまった経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
今回は「インフルエンザワクチンは本当に必要なの?」という疑問にお答えしながら、接種のメリットをわかりやすくお伝えします。

インフルエンザはただの風邪じゃない

インフルエンザは「インフルエンザウイルス」が原因で起こる感染症です。
発症すると 38℃以上の高熱、強い頭痛や筋肉痛、全身のだるさ、関節痛 などが急激にあらわれ、通常の風邪よりも症状が重いのが特徴です。
さらに注意が必要なのは、肺炎や脳炎などの合併症 です。特に高齢者や小さなお子さん、持病をお持ちの方では重症化のリスクが高く、命に関わることもあります。

ワクチンの効果は「かからない」だけじゃない

「ワクチンを打ってもインフルエンザにかかる人がいる」と耳にしたことがあるかもしれません。確かにワクチンは 100%感染を防ぐものではありません。
ですが、ワクチンには大きな役割があります。
発症を防ぐ効果がある
 ワクチンを接種していると、感染しても発症せずにすむ場合があります。
重症化を防ぐ効果がある
 たとえ発症しても、重い症状になりにくく、入院や合併症のリスクを減らすことができます。
周囲の人を守る効果がある
 ご自身が発症を防ぐことで、家族や職場、学校などでの感染拡大を防ぐことにもつながります。特にお子さんやご高齢のご家族がいる方にとって、大切な「思いやりの予防」です。

接種のタイミング


インフルエンザの流行は例年 12月〜翌年3月頃 にピークを迎えます。
ワクチンの効果が出るまでには 2週間程度 かかり、効果の持続は 約5か月 とされています。
そのため、10月〜11月中に接種しておくのがベスト です。すでに流行が始まっていても、遅くはありませんのでご安心ください。

どんな人に特におすすめ?

インフルエンザワクチンは、基本的にすべての方に接種をおすすめしますが、とくに次のような方は優先的に検討してください。
●65歳以上の方
●乳幼児・小児(特に6か月〜小学校低学年)
●妊婦さん
●持病(心臓病、呼吸器疾患、糖尿病など)をお持ちの方
●医療従事者や介護従事者
こうした方々は重症化リスクが高いため、ワクチンによる予防がとても重要です。

副反応について

接種後に腕が赤く腫れたり、痛みが出ることがありますが、多くは数日でおさまります。まれに発熱や頭痛が出る場合もありますが、重い副作用はきわめて少ないとされています。
一方で、インフルエンザそのものにかかってしまった場合の辛さや合併症リスクを考えると、ワクチン接種のメリットの方が大きいといえるでしょう。

いかがでしたでしょうか?ご存じの事も多くあったかも知れません。

インフルエンザは「ただの風邪」ではなく、時に命に関わる病気です。
インフルエンザワクチンは、ご自身の健康を守るだけでなく、大切な人を守るための予防策です。
冬を安心して迎えるために、ぜひ早めのワクチン接種をご検討ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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