春の胃腸ケアについて|医療法人 好友会 ひらたクリニック|羽曳野市、古市駅の消化器内科・内視鏡内科・内科

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春の胃腸ケアについて

春の胃腸ケアについて|医療法人 好友会 ひらたクリニック|羽曳野市、古市駅の消化器内科・内視鏡内科・内科

2026年3月30日

こんにちは。
羽曳野市にある医療法人好友会ひらたクリニックです。
3月も終わりに近づき、桜の便りが聞こえてくる季節になりました。
新しい生活に向けて、期待に胸を膨らませている方も多いのではないでしょうか。
進学、就職、異動、引っ越しなど、春は「スタート」の季節です。
環境が変わることで気持ちもリフレッシュされる一方で、実はこの時期、体には思っている以上に負担がかかっています。
特に外来で増えてくるのが、「胃腸の不調」に関するご相談です。
「食欲がない」 「胃が重たい感じがする」 「なんとなくムカムカする」
このような症状、心当たりはありませんか?
本日は春の胃腸ケアについてお話します。
良かったら最後までお読みください。

■なぜ春に胃腸トラブルが増えるのか?

春の胃腸トラブルの大きな原因は、「自律神経の乱れ」です。
自律神経は、体のさまざまな機能を無意識にコントロールしている重要なシステムで、胃腸の動きにも深く関わっています。
春は、
・生活リズムの変化
・人間関係の変化
・寒暖差(朝晩と日中の気温差)
といった要因が重なり、自律神経が乱れやすくなります。
その結果、胃や腸の動きが鈍くなったり、逆に過敏になったりして、不快な症状として現れてしまうのです。
つまり、「胃腸が悪い」というよりも、胃腸をコントロールする機能が一時的に乱れている状態と言えます。

■見逃されやすい“機能性ディスペプシア”

検査をしても明らかな異常が見つからないのに、胃の不調が続く場合があります。
こうした状態は、機能性ディスペプシア(FD)と呼ばれています。
主な症状としては、
・少し食べただけで満腹になる
・食後にお腹が張る
・みぞおちの痛みや違和感
・胃もたれが続く
などが挙げられます。
「検査で異常がない=問題ない」と思われがちですが、実際には日常生活の質を下げてしまうつらい症状です。
適切な生活習慣の見直しや、お薬による治療で改善が期待できるため、気になる場合は我慢せずご相談ください

■春にありがちなNG習慣

この時期、知らず知らずのうちに胃腸に負担をかけている行動があります。
① 朝食を抜く
忙しさや食欲の低下で朝食を抜いてしまうと、胃腸のリズムが乱れ、1日を通して不調が続きやすくなります。
② 歓迎会・外食での食べ過ぎ飲み過ぎ
新生活といえば歓迎会のシーズン。楽しい時間ですが、弱っている胃腸には大きな負担になります。
③ 夜更かし・寝る前のスマートフォン
睡眠の質が低下すると自律神経が乱れ、胃腸の回復力も落ちてしまいます。
「少しだけだから大丈夫」と思っている習慣が、積み重なることで症状を引き起こしてしまうのです。

■今日からできる“胃腸にやさしい習慣”

胃腸を整えるために、特別なことをする必要はありません。
まずは次の3つを意識してみてください。
✔ 朝は軽くでもいいので何か食べる
✔ 食事は腹八分目を心がける
✔ 寝る前はリラックスする時間を作る
これだけでも、自律神経のバランスが整いやすくなり、胃の働きも安定してきます。
春はつい頑張りすぎてしまう季節ですが、
「整えること」も大切な準備のひとつです。

■受診を検討すべきサイン

次のような症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。
●症状が2週間以上続いている
●体重が減少している
●黒い便や血便がある
●強い痛みや吐き気がある
これらは、胃炎や胃潰瘍、逆流性食道炎などの病気が隠れている可能性があります。

■おわりに:新生活は“胃腸のコンディション”から

春は新しいことが始まる、前向きな季節です。
だからこそ、無理を重ねてしまいがちですが、体は正直です。特に胃腸はストレスの影響を受けやすく、体調の変化をいち早く教えてくれる存在です。
「なんとなく調子が悪い」と感じたときは、それを見過ごさず、少し立ち止まって生活を見直してみてください。
元気に新年度をスタートするために、まずは“胃腸を整えること”から始めてみませんか?
気になる症状があれば、いつでもお気軽にご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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