2024年7月01日
こんにちは。
今日から7月ですね。早いもので今年も残り半年となりました。
さて梅雨入りから1週間が経ちました。雨が多く、ジメジメした日が多いですね。
今日はそんな梅雨の時期に多い体調不良、梅雨の気象病の原因や対策について説明していきたいと思います。
良かったら最後までお読みください。
梅雨の体調不良
梅雨の時期に頭痛・めまい・肩こり・冷え・むくみといった不調とともに、気持ちも落ち込むと言う方もいらっしゃいます。ある調査では女性の62%が梅雨の時期に体の不調を感じていると報告されています。
梅雨の気象病により起こりえる症状
●肩こり、頭痛、めまい
●むくみ、吐き気、食欲不振
●日中の眠気、ダルさ、やる気の低下
●夜の睡眠の質低下
程度や症状は個人差がありますが、体調不良は体へも心へも現れる可能性があります。これらの症状が続くと、さらに体の不調が引き起こされる可能性があるので、早めの対策が必要です。
原因
●低気圧が続く
梅雨のこの時期、大気は低気圧配置になります。大気が低気圧になると、身体は副交感神経が優位に働くようになります。副交感神経は、緊張をほぐして身体を休ませる神経ですので、身体がお休みモードになって、「だるい」「やる気が出ない」と感じてしまうのです。
また、低気圧が続くと「ヒスタミン」という炎症物質(発痛物質)の分泌が多くなり、肩こり、偏頭痛などがひどくなる場合があります。
●気温の寒暖差
この時期は、雨で気温がぐっと下がったかと思うと、翌日は真夏のような暑さになったり、同じ一日でも朝夕は冷え込んだりと、気温差の激しい時期でもあります。このような気温差は、身体にとってストレス・ダメージとなり、疲れやすくなってしまうのです。
●水分貯留
体内の余分な水分が引き金となって消化器系に影響をおよぼし、だるさや食欲不振、消化不良、下痢や便秘を引き起こします。湿度が高く、身体の代謝も落ちがちなこの時期にかかりやすくなります。
対策
●自律神経のバランスを整える
起きているときに交換神経が優位に働き、休んでいるときに副交感神経が優位に働くよう、身体のリズムを整える様な生活習慣を心がけましょう。
- 朝起きたらカーテンを開けて光りを浴び、体内時計をリセット
- 雨や曇りでもカーテンを明け、部屋を明るくしましょう
- きちんと朝食をとって活動モードに
- 日中は意識して活動的に
- ウオーキング、ジョギング、雨ならストレッチなどの軽めの運動を習慣に
- 夜はぬるめのお湯にゆっくりつかり心身をリラックス
- 睡眠は充分に
●こまめな体温調節を
気温の変化とともに、オフィスや電車などの冷房でも寒さを感じることがあると思います。薄手のカーディガンやストールを常に携帯し、冷えを感じたらすぐに羽織るようにしましょう。就寝のときもタオルケットを用意しておき、寒さを感じたらすぐにかけられるようにしておきましょう。
また、暑いとき、湿度が高いと汗が蒸発しにくく、熱が体内にこもった状態になります。自宅でエアコンをつける時は、ドライ機能を使うと良いでしょう。
●栄養バランスの良い食事
冷たいものや生ものの摂りすぎに注意し、できるだけ火を通して温めて食べることをおすすめします。
疲れを溜めないために、魚・鶏肉・大豆・乳製品などから良質なタンパクをしっかりと、活動のエネルギーとなる炭水化物や、調子を整えるビタミン・ミネラルもバランス良く、充分にとるようにしましょう。
特にタンパク質は重要です。暑さで体力を消耗し内臓も弱りがちなので、消化吸収力に優れたお魚を中心に、タンパク質をしっかりと選ぶようにするとよいでしょう。
またタンパク質の不足は免疫力の低下にもつながり、梅雨の気象病からの夏バテの負のスパイラルに入ってしまうので、注意が必要です。
いかがでしたでしょうか?梅雨のジメジメした天気で体調を崩しやすくなっていますので、体調管理には気を付けて頂ければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。