2022年7月11日
昨日は第26回参議院議員通常選挙でしたね。投票率の低迷が言われていますが、自分も国民の権利をしっかり使ってきました!みなさんは投票に行かれましたか?
来院された方はご存じかも知れませんが、当院でも5月よりマイナ受付が出来る様になっています。今回はマイナ受付についてブログを更新しましたので、良かったら最後までお読みください。
マイナ受付とは
令和3年10月から全国の医療機関や薬局等でマイナンバーカードを保険証の代わりとして使用する事が出来る様になりました。使用できる医療機関や薬局はだんだん増えてきています。当院でも今年5月に導入し、使用する事が出来る様になっています。
マイナポイント第2弾が6月30日よりスタートしており、保険証をマイナンバーカードに登録すると7500円分のマイナポイントが付与されます。
マイナ受付ご利用手順
まずはマイナンバーカードの作成をしないといけません。さらに、利用者証明用電子証明書をつけることが事前条件となります。また、一度のみ初回登録手続きが必要です。
(1)マイナンバーカードの取得
役場の窓口などでマイナンバーカードの取得申請手続きを行ってください。その際には、必ず電子証明書をつけるようにしてください。
(2)初回登録手続き
マイナンバーカードを取得したのちに、初回登録の申し込みをします。登録の申し込みは、マイナポータル(スマートフォンまたはICカードリーダー付きのパソコンなど)で行うことができます。
※スマートフォンやパソコンをお持ちでない方は、市役所でも手続きを行えますので、一度ご相談ください。
(3)カードリーダーで読み込み
登録済みマイナンバーカードを持参しカードリーダーにかざすと読み込みが出来ます。顔認証か、設定した4桁の暗証番号を入力すると保険証の確認が完了します。
メリット
- 就職・転職・引っ越しをしても健康保険証としてずっと使える
- マイナポータルで特定健診情報、薬剤情報、医療費が見られる
- 乳幼児医療費助成制度の窓口申請がデータ連携で可能になる
- 確定申告で医療費控除や生命保険・損害保険の入力がデータ連携で自動入力が可能になる
- 年末調整で職場へ提出する生命保険・損害保険の証明書の持参が不要になる
デメリット
- 登録までの流れが少し難しい
- 窓口負担が増える(3割負担の場合、初診時:21円、再診時:12円、調剤時:9円、いずれも1か月に1回のみ)
- まだまだ使用できる医療機関や薬局が少ない
- マイナンバーカードの更新が必要(18歳以上で10年に1回、18歳未満で5年に1回)
今後の政府の方針
2022年6月にまとめられた経済政策運営の指針『骨太の方針』に
- 令和5年までに利用できる医療機関・薬局を90%以上にする事。(マイナンバーカード保険証の利用可能を義務付ける)
- 将来的には現行の健康保険証について『原則廃止を目指す』
- 令和6年度中には健康組合など『保険者』が健康保険証の発行可否を選べる制度の導入
等が記載されているようです。今後、健康保険証は無くなり、マイナンバーを健康保険証として利用する事になりそうです。
いかかでしたでしょうか?登録までの手続きは少し手間が掛かりますが、9月末までにマイナンバーカードを作成し、登録を行う事でマイナポイントも貰えますし、早めの登録をオススメします。
最後までお読み頂きありがとうございました。