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胃カメラの知っておきたい5つの知識と対策

こんにちは。

今日から10月ですね。今年も残すところあと3か月です。

あっという間に1年が過ぎて行ってしまう感覚になります。

気候もよくなり、少し運動しないといけないなと思っています。

 

内視鏡装置のシェアNo.1のオリンパス社が2024年7月10日に「胃・大腸内視鏡検査のリアルと知っておきたい知識」を公開しました。

ここでは内視鏡検査を受けたことの無い方にアンケートを取り、その不安に対しての5つの知識と対策を教えてくれています。

本日のブログはオリンパス社で行った胃内視鏡についてのアンケートと5つの知識と対策をご紹介します。

次週は大腸内視鏡についての知識と対策をご紹介したいと思います。

胃内視鏡検査の不安や苦痛の軽減につながる、知っておきたい5つの知識&対策

「胃カメラ」と呼ばれることもある胃内視鏡検査。内視鏡は食道・胃・十二指腸の粘膜を細部まで観察できるので、わずか数ミリの病変を見つけることも可能です。

検査の知識を得て自分に合った方法を知ることは、受診のハードルを下げることにもつながります。経験者や未経験者の声を参考にしながら、事前準備や心がまえを確認していきましょう。

胃内視鏡検査にまつわる3つの不安&疑問

検査を受けたことがない人に「胃内視鏡検査を受ける際に不安なこと」を質問したところ、次の3つが上位にランキングされました。

<未経験者の不安>

1位:内視鏡(胃カメラ)がスムーズに喉を通るのか、苦しいのではないか:43.8%

2位:検査中に嘔吐反射(えずくこと)等が起こってつらいのではないか:41.7%

3位:X線バリウム・内視鏡検査のどちらが自分に適しているのかよく分からない:26.5%

 

最も多い回答は「内視鏡(胃カメラ)がスムーズにのどを通るのか、苦しいのではないか」(1位)でした。

胃粘膜には知覚神経があまりなく、「痛い」という感覚よりも「何か入っている」といった異物感、ものが詰まったような感覚のほうが強くなる傾向にあるようです。

次に多かったのは「検査中に嘔吐反射(えずくこと)などが起こってつらいのではないか」(2位)。人間の体は、のどに異物が入ろうとすると吐き出そうとする嘔吐反応が起こります。軽減する方法もあるので、次で詳しく紹介します。

3位は「X線バリウム・内視鏡検査のどちらが自分に適しているのかよく分からない」との声。どちらも胃の検査ですが、方法やメリットが異なります。自分に合った最適な検査方法を選ぶポイントもあわせて説明します。

 

胃内視鏡検査の不安や苦痛の軽減につながる5つの事前知識&対策

①極細スコープ登場で負担軽減につながる可能性も

胃内視鏡検査では外径8~9mmの内視鏡が一般的ですが、最近では外径5~6mmと非常に細く、柔らかいスコープが登場しています。細くて柔らかい内視鏡であれば、身体への負担軽減につながるかもしれません。不安が強い人は医師に相談してみましょう。

 

②えずき(嘔吐感)の予防策は「体勢」

嘔吐反射である「えずき」は反射的に出るので、自分でコントロールするのはなかなか困難です。ただし、肩・首の力を抜いてゆっくり息を吐いて全身の力を抜き、おしりを後ろに引く姿勢をとると、えずきが起こりにくくなります。

また、検査中に唾液を飲み込もうとすると、えずきや咳込みが起こりやすくなります。唾液は顔の下に敷かれているペーパータオルにそのまま流して、口の外に出すようにしましょう。

 

③「口」が苦痛な人は「鼻」から挿入の選択肢もある

のどに内視鏡を入れる経口内視鏡検査に恐怖心や抵抗感がある人は、鼻から挿入する経鼻内視鏡検査を選択肢に入れてもよいかもしれません。

経鼻内視鏡検査は、検査中に会話もできて、内視鏡がのどの付け根を通らないため、嘔吐感がなく、苦痛が少ない検査方法と一般的にいわれています。ただし、人によっては鼻腔が狭くて挿入が難しかったり、痛みや鼻出血を伴うこともあります。

 

④麻酔や鎮静剤で苦痛や不安をやわらげる

検査は、のどまたは鼻に局部麻酔をして行われます。また、病変の一部を採取する生検などで検査時間が長くなる場合や、嘔吐反射などが強い場合、患者さんの不安が大きい場合などに鎮静剤を使用するケースもあります。医療機関の方針を確認し、不安がある方は医師に相談してみるとよいでしょう。

 

⑤X線バリウムと内視鏡検査の違いを知る

X線バリウム検査は、造影剤(バリウム)を飲んで胃をX線で撮影し、モノクロの写真をもとに診断を行う検査方法です。

一方、胃内視鏡検査は、胃の中を内視鏡先端のライトで照らしながら、粘膜を細部まで拡大して観察することができ、色も判別できます。このため、胃内視鏡検査は、初期の胃がんなどに見られるごく小さなびらん、色合いの変化を発見しやすいといわれます。

X線検査は比較的費用が安いことから、検診などで広く普及しています。最近では、胃内視鏡検査とX線検査から選択できる自治体や健康保険組合も増えています。

 

*調査データ

出典:胃・大腸がん検診と内視鏡検査に関する意識調査2024(オリンパス)

詳細はここをクリック

 

いかがでしたでしょうか?オリンパス社の説明は一般的な内視鏡検査の説明になっております。

当院では、細い内視鏡も使用しておりますし、検査時の体勢も整えさせて頂いております。

また、麻酔の使用も可能です。麻酔を使用する場合はお車や自転車での来院ができませんのでご注意下さい。麻酔を使用しない場合は鼻からの検査も可能です。

患者様のご希望に沿ってかつ、検査がなるべくしんどくないようスタッフ一同務めています。ご希望をお伝え頂ければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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