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すぐに下痢しませんか?

すぐ下痢します!
という方、意外に多いかもしれません。
もしかしたら、過敏性腸症候群(IBS)かもしれません。
お腹の調子が悪く、下痢や便秘を起こす病気ですが、大腸に腫瘍や炎症がない時に考える病気です。

原因

明らかな原因はいまだに不明ですが、小腸や大腸の運動異常やストレス、お腹の刺激を脳が腹痛と感じてしまう知覚過敏説などが言われています。

しかし、ウィルスや細菌によって引き起こされた腸炎が治った時に過敏性腸症候群になりやすい事が言われています。

また、20~40代の人に多く、およそ10%程度の人がこの病気であるといわれている、よくある病気です。

 

症状のタイプ

・下痢型…比較的男性に多く見られる型です。腹痛を伴う下痢を引き起こします。

・便秘型…比較的に女性に多く見られます。大腸の運動が低下し、便が長時間滞在する事により水分が減少しコロコロとした硬い便になります。

・混合型…数日ごとに便秘と下痢を繰り返してします状態です。

・分類不能型…上記3つに当てはまらい様な状態です。

命に関わる病気ではないので、その症状に慣れてしまっている方が多いです。
軽い症状から下痢がひどくて電車に乗るのも不安、旅行に行きづらいといった方までいらっしゃるような症状の幅があります。
治療
一番最初に出来る事は、生活習慣を改善する事です。食生活やストレスを感じやすい環境などを整え、睡眠や休息を十分に取る事を心がけてください。また、適度な運動によって症状が改善するという報告もあります。
生活習慣の改善で症状が治まらない場合は、お薬でコントロールをしていきます。
様々なお薬があり、症状や体質によって選択していきます。
コントロールが可能な病気ですので、お困りの方は是非当院にご相談ください。
 
当院は内視鏡検査を中心に消化器(食道 胃 十二指腸 小腸 大腸 肝臓 胆嚢 膵臓)の病気を専門的に治療しています。
また、糖尿病や血圧、コレステロール、尿酸が高いなど様々な消化器以外の内科的な疾患にも対応しています。
困ったらここに!と言われる病院を目指していますので、お困りのことがありましたら是非ご相談いただければ幸いです。

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