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消化器官の働き 第9回 No.2『膵臓』


新型コロナ感染者が爆発的に増えてきていますね。油断できないですね。皆さん体調を崩されないようにお気をつけください。

今回は、消化管の働き第9回No.2です。『膵臓』の働きの続きをお伝えします。

良かったら最後までお読みください。

膵臓とは

1つは「膵液」という消化液を分泌することです。膵液の中にはタンパク質や炭水化物、脂肪など食物成分の大部分を分解する様々な消化酵素が含まれており、食べ物の消化を助けます。また膵液はアルカリ性であり胃液の酸を中和して小腸の働きを助ける役割があります。

こちらは、前回お伝えさせてもらいました。

もう1つとしては、血液中の糖分の量を調節するホルモンを分泌し血糖値を一定濃度にコントロールする働きがあります。

今回は、そんな2つ目の働きを深堀りしていきます。

インスリン

膵臓には、ランゲルハンス島というものがあります。ランゲルハンス島は、ランゲルハンスという人が発見した膵臓の組織内に島状に点在する内分泌器官です。インスリンとグルカゴンという糖代謝に重要な役割を果たすホルモンを分泌します。ランゲルハンス島は膵臓に100万個も存在しています。

インスリンは、膵臓のランゲルハンス島のB細胞から分泌されます。インスリンは血中のブドウ糖濃度の調整だけでなく、タンパク質や脂肪の代謝にも深く関わっています。

インスリンは、17種類の51個のアミノ酸からできています。インスリンは細胞内へのブドウ糖の取り込み促進や、グリコーゲン産生促進など、細胞でのブドウ糖利用を促進し、血糖値を下げる働きをもっています。

糖尿病の恐怖

糖尿病というのは、インスリン不足により起こる全身の病気です。糖尿病には2通りあり、インスリンが全く分泌されない人の場合と、インスリンは分泌されますが、効果を十分に発揮するには、その量が足りない人の場合があります。

糖尿病というと、単に尿の中に糖が出る病気と考える人がいますが、糖尿病は死に至る重大な病気です。インスリン不足より血糖値が上昇するだけではありません。

糖尿病では、動脈硬化が進行しやすくなります。神経、腎臓、網膜など多くの臓器が障害されます。

現在、糖尿病予備軍が増えていると言われています。食生活や生活スタイルなどが関係するため、糖尿病は生活習慣病の一つにあげられています。

ペットボトル症候群

糖尿病患者が清涼飲料水を飲みすぎて糖尿病を悪化させることがあります。これをペットボトル症候群といいます。糖尿病では、尿量が増え、喉も乾くため、水分補給するために清涼飲料水を飲みすぎることがあります。清涼飲料水には糖分が含まれているので、さらに血糖値が上昇し、糖尿病性昏睡などを起こす可能性があります。

グルカゴン

グルカゴンはA細胞から分泌されるホルモンで、インスリンとは逆にグリコーゲンの分解を促進したり、ブドウ糖の合成を促進したりと、血糖値を上昇させる働きをもっています。

 

いかがでしたか?

膵臓は、 血糖値を調節するインスリンやグルカゴンなどのホルモンを分泌する内分泌機能と、十二指腸へ消化酵素を分泌し、食べ物を消化させる外分泌機能の働きを担っています。

沈黙の臓器と言われているため、自覚症状に乏しいです。そのため、定期的な検査が重要となってきます。心配な場合はご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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