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消化器官の働き 第7回No.1『肝臓』


今回は消化器官の働き第7回です。消化器官の外側に位置している臓器『肝臓』の働きについてブログを更新しました。

肝臓は多様な働きをしてくれています。そのため2回に分けてお伝えさせていただきます。良かったら見てみてください。

沈黙の臓器の偉大な力

肝臓は、右の肋骨に守られるように存在する人の身体の中で最も大きい臓器で、体重の約50分の1を占めています。肝臓には痛みを感じる神経がないため、少々の障害を受けても肝臓そのものは自覚症状を表しません。そのため「沈黙の臓器」とも呼ばれます。

実際には、肝臓は黙々と500以上にものぼる多彩な機能を果たしている臓器です。

人間の肝臓も、牛や鶏の肝臓も似たような色をしています。焼き鳥で食べるレバーは、肝臓のことです。それは、とりもなおさず、肝臓が栄養の貯蔵庫として、また蛋白質の産生の源として重要な役目を果たしていることに関係しています。

生体肝移植を可能にする強力な再生能力

身体の臓器は、すべて大きな予備能力をもっています。腎臓は2つありますが、そのうちの1つを取ってしまっても普通に生きてゆけます。肺も2つありますが、肺も片側の肺を取ってしまっても生きてゆけます。ですから癌ができ、片側の腎臓や、肺を取ってしまっても、大丈夫というわけです。

肝臓は1つしかありませんが、大きな予備力をもっています。肝臓の7割を切り取ってしまっても再生することができるといわれています。しかし、肝臓の障害が80%を超えると、さすがの肝臓も十分な機能を果たせなくなります。日本では、生体肝移植といって親や兄弟からの肝臓の一部を切り取って、病気の人に移植する手術が盛んですが、これも肝臓に大きな予備力や再生能力があるからできることです。

肝臓への豊富な血流

肝臓には、肝動脈と門脈が流れ込んでいます。肝臓には心拍出量の約25%にあたる血流が流れ込んでいます。肝動脈は、肝臓に酸素に富んだ動脈血を送る役目をしています。門脈は消化管から吸収された栄養物を肝臓に運ぶ役目をしています。肝臓は門脈から運ばれてきた栄養素を、そのときの身体の状況に応じて処理します。

肝臓は沈黙の臓器ということから、健康診断などで肝機能障害が指摘されることも多々あります。日頃からお酒を飲まれる方、近頃疲れやすくなったなどの症状がある場合は肝臓が少なからず疲れているのかもしれません。気になることがある場合はご相談ください。

次回は、肝臓の働きの細かい部分をお伝えします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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