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消化器官の働き 第2回 『のどと食道』


こんにちは。ひらたクリニックの看護師:谷口です。

最近は、年齢とともに食事の時にムセることが時々あります。食べることに集中していないとうまく飲み込むことができていないのかもしれません。皆さんは、どうでしょうか?

そんな食べた物の入口ですが、どういう働きをしてくれているのでしょうか?

今回シリーズ2回目は、『のどと食道』についてブログを更新しました。

 

のどはどのような働きをしているの?

のどの主な働きは、呼吸・嚥下・発声の3つです。

食事をすると、食べ物は「口(口腔)」からのどの奥(中咽頭、さらに下咽頭)に送られ、 食道から胃に入って消化されます。息を吸うと、空気は鼻(鼻腔)と口(口腔)からのどの奥(中咽頭から、さらに喉頭)を通って気管から肺に入っていきます。

このように、咽頭は食べ物の通り道である消化管を形成し、喉頭は空気の通り道である気道を形成します。

また食べ物を食べる際には、中咽頭において 食べたものが喉頭から気管といった気道へ入らないような複雑な動きをしています。

食道は空気と食べ物の交通整理

口の中の食べ物は、誤って気管の中に入り込まないように、うまく交通整理されて食道に入ります。食道は25cmほどの筋性の管で、気管の後側を通って下行します。そして、横隔膜を貫き、胃へとつながります。

口から胃へ

飲み込みやすい形になった食物は、食道を通って胃に送られます。食道の壁は、内側から粘膜、筋層、そして外膜からなっています。粘膜の表面はすべすべしているので、食物がすべりやすくなっています。食物は、食道の筋肉の動きにより胃に送られていきます。食物よりも口に近い部分が収縮し、胃に近い部分が弛緩するということを繰り返して、食物は胃に送られていきます。食道の蠕動運動は、逆立ちをしても食物を逆流させることなく胃へ送ることができます。

この運動が障害されたり、食道に腫瘍などがある場合には、食物が胃にうまく送られません。

胃から食物が逆流するとき

下部食道括約部の働きにより、正常の場合、胃の内容物は食道には逆流しません。

下部食道括約部というのは、食道が横隔膜を通過する部分のことをいいます。

この部分に障害があると、胃内容が食道内に逆流します。胃酸を含む液が逆流すると、食道炎の原因になります。寝ているときに胃内容物が逆流し、喉や気管に詰まる可能性があります。肺炎を起こすこともあります。

食物が一方向に移動するということは、とても大切なことです。

胸やけは食道内へ胃酸の逆流や、食道の中の圧が高くなったり、食道下部の運動障害で起きたりします。

嘔吐は拒否反応?

嘔吐は、胃内容物を強力な力で逆流させることです。胃の内圧が高まったり、腹圧が高まったりすると嘔吐が起きます。嘔吐するときには、腹筋の収縮を含めたものすごい力が働いていることがわかります。

嘔吐にはいろいろな原因があります。喉の奥をつつけば、反射で嘔吐します。気持ち悪いのに吐けないとき、喉の奥に指を入れた経験がある人もいるでしょう。胃の出口が腫瘍や肥厚のため狭くなると、胃の内圧が上昇し、胃内容物が逆流します。神経質な人は、ちょっとしたことがストレスとなって吐いてしまうこともあります。

嘔吐は、脳出血、脳腫瘍など消化管とは関係ない部位の疾患でも嘔吐が起こることがあるので注意しなければなりません。

 

いかがでしたか?

のどは、耳鼻咽喉科の領域になりますが、ご相談いただければ御紹介をさせていただくことも可能です。

胸やけや胸のあたりで詰まる感じがあるなどの症状がある場合は、ぜひご相談くださいね。

 

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

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