胃腸炎と食中毒について|医療法人 好友会 ひらたクリニック|羽曳野市、古市駅の消化器内科・内視鏡内科・内科

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胃腸炎と食中毒について

胃腸炎と食中毒について|医療法人 好友会 ひらたクリニック|羽曳野市、古市駅の消化器内科・内視鏡内科・内科

2026年6月15日

こんにちは。
大阪府羽曳野市にあります、ひらたクリニックです。

梅雨入りし、湿度が高くジメジメした季節になりましたね。気温も少しずつ上がり、体調を崩しやすい時期です。皆さま、お変わりなくお過ごしでしょうか。

この時期になると、当院でも「お腹が痛い」「下痢が続いている」「吐き気がある」「食欲がない」といった症状で受診される方が増えてきます。

暑くなる季節は、細菌やウイルスが原因となる胃腸炎や食中毒が起こりやすくなります。胃腸炎や食中毒は年齢に関係なく誰にでも起こる病気ですが、特に高齢の方や持病がある方では、脱水や体力低下につながることがあるため注意が必要です。

今回は、胃腸炎と食中毒の原因や症状、受診の目安、予防方法についてお伝えします。

胃腸炎とは?

胃腸炎とは、胃や腸の粘膜に炎症が起こる病気です。
原因には、ウイルスや細菌、食べ物による刺激、薬の影響などさまざまなものがあります。

特に夏場に多いものとしては、細菌による感染性胃腸炎があります。また、冬場に多いイメージのあるウイルス性胃腸炎も、季節を問わず発症することがあります。

胃腸炎の主な症状は、

・下痢
・吐き気、嘔吐
・腹痛
・発熱
・食欲低下
・お腹の張り

などです。
多くの場合は数日で改善しますが、下痢や嘔吐が続くと体から水分や塩分が失われ、脱水状態になることがあります。
特に高齢の方は、のどの渇きを感じにくかったり、体内に蓄えられる水分量が少なかったりするため、脱水が進みやすい傾向があります。

食中毒とは?

食中毒とは、細菌やウイルスなどが付着した食品を食べることで起こる病気です。
梅雨から夏にかけては気温や湿度が高くなり、食中毒の原因となる細菌が増殖しやすくなります。
原因となることが多い食品には、

・加熱が不十分な肉や魚
・生もの
・作り置きした料理
・お弁当や総菜
・生卵など

があります。
食中毒の場合、原因となる菌やウイルスによって症状が出るまでの時間は異なります。食後数時間で症状が出る場合もあれば、数日後に発症することもあります。
「食べたものが原因かな?」と思う場合でも、原因食品を特定することは難しいことがあります。周囲の人に同じ症状が出ている場合は、感染や食中毒の可能性があります。

胃腸炎や食中毒で注意したい脱水症状

下痢や嘔吐が続くと、水分だけでなく体に必要な電解質(ナトリウムなど)も失われます。
脱水になると、

・口が渇く
・尿の量が少ない
・尿の色が濃い
・ふらつきがある
・体に力が入らない
・ぼーっとする

などの症状が出ることがあります。
水分を一度にたくさん飲むと吐き気が強くなることもあるため、少量ずつこまめに摂取することが大切です。
下痢や嘔吐がある場合は、水分だけではなく塩分も失われるため、経口補水液などを利用する方法もあります。

こんな症状がある場合は早めに受診しましょう

胃腸炎や食中毒は自然に改善することもありますが、以下のような症状がある場合は早めの受診をおすすめします。

・水分が取れない
・何度も嘔吐している
・下痢が数日続いている
・高熱がある
・血便が出ている
・強い腹痛がある
・脱水症状がある
・高齢の方、持病がある方

特に血便や強い腹痛がある場合は、単なる胃腸炎ではなく、腸の炎症や別の病気が隠れている可能性もあります。

家庭でできる食中毒予防

食中毒を防ぐためには、日頃の衛生管理が大切です。
基本となるポイントは「つけない・増やさない・やっつける」です。

●調理前や食事前は手洗いをしっかり行う
●肉や魚は中心部まで十分に加熱する
●調理した料理はなるべく早めに食べる
●作り置きは冷蔵庫で適切に保存する
●冷蔵庫に食品を詰め込みすぎない
●包丁やまな板など調理器具を清潔に保つ

少しの注意で食中毒のリスクを減らすことができます。

お腹の症状が続く場合は消化器内科へご相談ください

「胃腸炎だと思っていたけれど、なかなか治らない」「下痢を繰り返している」「腹痛が続いている」といった場合には、胃腸炎以外の病気が隠れていることもあります。
当院では、症状に応じて診察を行い、必要に応じて腹部エコー検査、胃カメラ(胃内視鏡検査)、大腸カメラ(大腸内視鏡検査)などの検査を行っています。

お腹の症状は我慢してしまいがちですが、早めに原因を確認することで適切な治療につながります。
気になる症状がありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

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