検診で便潜血陽性になったら・・・|医療法人 好友会 ひらたクリニック|羽曳野市、古市駅の消化器内科・内視鏡内科・内科

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検診で便潜血陽性になったら・・・

検診で便潜血陽性になったら・・・|医療法人 好友会 ひらたクリニック|羽曳野市、古市駅の消化器内科・内視鏡内科・内科

2021年1月12日

みなさんは大腸がん検診を受けられたことはありますか?

2日間便を取り、血が混じっていないか調べる検査(便潜血検査)です。

 

2回中1回でも陽性になったら、大腸カメラを受けないといけないのか?

よく聞かれる質問ですが、「ちゃんと、大腸カメラを受けておきましょう」

経過観察を勧められたとの声も聞きますが・・・基本的にはその方針はお勧めできません。

便潜血検査で陽性、というのは簡単に言うと便に血がついているということですので、大腸がんだけでなく、痔などでも陽性になります。

便潜血陽性イコール大腸がん、というわけではありませんが、大腸がんである確率は3%程度とされており、検査を受けるべきと考えられます。

ただ、便潜血だけでも必ずしも安心というわけではなく、大腸がんでも必ずしも出血しない(つまり便潜血が陰性になる)可能性があります。硬い便がこすれれば出血することもありますし、柔らかい便が大腸がんの上を通過しても出血しないこともあるのです。
実際、大腸がんでも便潜血が陰性となることは、2割程度あるという報告もあります。

なので、1回でも陽性となった場合は、大腸検査を受けて大腸がんになっていないか、調べる必要があります。

当院ではカメラの検査を麻酔を用いて、しんどくないように提供させていただいています。
ご自身やご家族のために検査を受けていただければ幸いです。

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